御挨拶

皆さんおはようございますこんにちはこんばんは、管理人の梧那々です。この度はSusieへようこそいらっしゃいました。私、とても嬉しゅうございます、ありがとうございます。

さて、今回のHeart×Heart(ハート・バイ・ハート)ですが、またも千種の長編夢小説です。千種以外をお望みでした皆さんには、何度も申し上げますが本当にごめんなさい。私千種が好きなんです。はい、前置きは以上です。 それでですね、以前のThe Boy同様、今回のお話も少々皆さんに断っておかなければならない点がございます。このページで心の準備をしてから本編をご覧くださると、きっと『‥‥‥え、どゆこと?』ということにならずに済むと思います。 ので、何卒最後までお付き合いください。皆さんに心得ていてほしい事柄は、以下の四つです。

一、この作品は夏目漱石先生の『こころ』という小説の最終章を基にしている。
この小説を初めて読んだとき、その最終章に登場する人物Kがですね、柿本千種(だってイニシャルKなんだもんこの子)としか思えなかったんです私。もうそれから妄想が膨らむ膨らむ。どうしようもなくなったので、ついに書いちゃったわけです『黒曜版こころ』を。 このお話を読んで「貴様‥‥夏目漱石先生を愚弄するつもりか!」と感じられた方は、梧を哀れで可哀想な腐れ野郎だと思うことでその怒りを紛らわせてください。苦情は受け付けかねます無責任でごめんなさい。

二、この作品は一部例外を除いて終始骸さま視点で描かれている。
本家本元の『こころ』を読んだことがある方には何となく分かっていただけると思うんですが、作品の設定上骸さまが出しゃばります。でも勘違いしないでくださいね、これ千種の夢小説ですから。千種オチですから。そこんとこよろしくお願いします。

三、この作品には骸さま×髑髏の要素が大いに含まれている。
そうなんです、ちょっとネタバレになるんですけど、初っ端から骸さま×髑髏なんですよこの作品。ですので、こういうカップリング設定がお好きでない方や、「骸は私だけのものよ誰にも渡さないわ!」という方は、閲覧をお控えいただいたほうが無難かと存じます。 読んだ後での苦情は受け付けかねます無責任でごめんなさい。

四、この作品は(梧の妄想が百パーセントを占める)十年後設定で描かれている。
これも本家本元の『こころ』を読んだことがある方には分かっていただけると思うのですが、最終章は大半が“先生”という人の大学生時代のお話なんですよ。ですから本家本元の登場人物の大人度はもちろん二十歳代となるわけです。 この設定をそのまま中学生の千種たちに当てはめると、描写と年齢感覚が一致しなくて違和感満載だったので、もうこれは十年後で書くしかなかったのです。でも十年後の千種たちを本誌で取り上げてもらえないので(ホントふさけてますよね! 十年後千種出さないでミルフィオーレ編が終ったら私泣きますから!)、仕方なく全てを『こころ』の設定と私の妄想で補いました。無理な設定に不快感を覚えた方がいらっしゃいましても、苦情は受け付けかねます無責任でごめんなさい。

はい、私からは以上です。これだけ頭に留めておいていただければ、私もう思い残すことはありません。長々とすいませんでした。あ、最後に。この作品が皆さんに少しでも可愛がっていただけますように‥‥。
二〇〇八年一月二十日  梧 那々
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